準々決勝 対 洛南高校戦(3月24日 Cコート 第2試合)
  佐世保南  2  25-21 
  25-21
 0  落南(京都)
佐世保南が重村の絶妙なトスワークで多彩な攻撃を繰り出しゲーム序盤からペースを握るが、スパイクやサーブのミスも多く、点差がつかずにきっ抗状態が続く。そのミスから逆に7-10と洛南にリードを許す場面もあったが、洛南も主砲・福澤が完調にほど遠く、スコアは終盤まで競ったまま推移した。単調を脱しきれないままそれでも福澤にボールを集めて戦う洛南に対して、佐世保南は宮本の移動攻撃や澤山の速攻、井上の強打と多彩な攻め手のコンビバレーを展開。最後はそれまで比較的目立たなかった狙撃手・木村の強打でトドメを刺し、鮮やかに第1セットを締めくくった。
 第2セットも両者の点差は広がらず、13-13。ここで洛南のセッター中尾のフェイントとブロック、福澤のサービスエースが炸裂して洛南がリード。しかし、その3点差も直後のミスで消滅し、今度は佐世保南の木村がサイドアタックでチームをけん引。さらに澤山の速攻や強打で勢いをつけた佐世保南は、福澤の左からの強烈なスパイクを宮本がシャットして決着、ベスト4に名乗りをあげた。

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